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やばい方の妄想日記

「…呼べはいつでも、飛んでくるから!」

…そう言って彼は、いつもよりも速く、最高速で『あいつ』の元へ飛んで行った…。


T……俺とあいつの徹甲日記…
.



202x年5月。



いつも変わらず輝く白金の鎧。

全身の関節部に駆動装置が取り付けられ、背中には馬鹿みたいに巨大な円状のバックパック。
肩と脚と背中上部には独立したエネルギーユニットと筒状のブースター。そして両手には並外れたサイズの鉄鋼グローブ…


「……ねぇーえー、大佐ぁ~?」

武装のない頭部からは、普段と変わらぬ明るい顔が見える。
ガシャガシャと重いはずの手脚を軽々と動かしながら楽しそうに話す。

「この耳の外したらダメなのー?邪魔なんだけどー」
『今はいいが…実践時は連絡が取れなくなるから、絶対に外すなよ』
「じゃーいいや」

唯一左耳に取り付けられた通信装置。これまたデカイ。
それを弄りながら、真っ白でまぁ無駄にデカイ実験室から外の上司らしき男と拡声器越しに話す姿は少女のようだが、彼もれっきとした男性である。

『…お前、段々態度デカくなってるな』
「だってそうでしょー。″これ″だって発案設計開発製造、ぜーんぶ僕なんだから」
『製造は我々だ。』
「作り方を教えたのは僕だよ。」
『いーや、その耳のは俺のオリジナルだ』
「…通りで邪魔なわけだ…」
『ちゃんとお前好みのオプションもある。…そろそろ使い方を説明したいのだが』
「んなもん聞かなくたっていいよ」

これ以上話すのは無駄だと判断したのか、軽快にピョンピョコ跳ねながら動きを試す。ほとんど自分の物みたいなもんだから、とくに苦労はない。

「…腕の反応が若干鈍い」
『あー、待て、今メモを取る』
「…脚部は問題なし、首が捻りにくいが、まぁ許容範囲。これより独立ユニットとブースターの動作かくに『メモ取るっつてんだろ!!!!!』

思いっきりマイクを握って大声で怒鳴るあたりは上司っぽいが、部下であるはずの彼には1mmも反省の色がない。

「うるさいなー。そんなメモなんて書いてる間に、次の改良点とか考えてる方が絶対いいよ。…あ、ここで飛んでもいいのー?」
『ちっとは俺にも話をさせろ。自爆以外ならなんでもやっていいぞ』
「よーし…」

…バックパックの外枠は黄金色、内側は真っ赤に輝きだし、青白い雷光共に、腕を広げた時より少し大きいくらいの大きさの鴉のような真っ黒の羽が現れ、全身のユニットから赤い雪のようなチリが漏れ出す。

『ちょ、お前!いきなり飛ばしたら…!』

短距離走の選手のような構えを取り、さっきより明るい表情で稼働装置の力を借り、驚異的な速さで走り出す。

「…っ!」

地面を踏み上げ、羽を思いっきり振り上げると共に脚と背中のブースターから轟音とジェット機並みの炎が吹き出る。
斜め上方向に、さっきより更に速く、飛ぶというより発射されるように跳ね上がる。

「反加速度装置問題なし!コア部温度問題なし!!逆風圧装置問題なし!!全ユニット出力量異常なし!!僕の設計に狂いなし!!!」

肩のブースターを使って大きく旋回。笑顔と大声で話す声からは楽しさと喜びを感じられる。

『…凄い…初回から全く問題なしで最高速飛行とは…』
「予定値よりかなりいい速さが出てるね!風が気持ちいい!ついでに射砲撃テストもやるわ!大佐!!的だして!!」
『あ、お、おう!!任しとけ!!!』

また雷光と共に、右腕には口径の割に砲身の馬鹿でかい曲射砲のような物が現れ、僅かに遅れて、左腕にも大型のドラム式のマガジンの付いた機関銃が現れる。
同時に実験室の壁が何箇所かスライドし開き、中から小型のヘリが大量に出現…高速で彼に近づいて来る。

『なるべく壁は撃つなよ!修理が大変だ!』
「分かってるって!それでは…」



「…テスト開始!!」









…彼がその力を発揮し出すのに、時間はかからなかった。

それは全てを貫き、破壊し、突き進んだ…






そもそもの発端は、彼自身の好意によるものだ。
彼は元々学生であり、どっかの研究員でも軍人でもない。
「~♪」
明るい性格ぴったりの童顔と低い身長、高い声、さらさらで生まれた時から茶色い髪、一言で言えば可愛い。だが男。
容姿と性格に似合わず、彼は機械的な知識においては世界最強とも言える存在であった。
そんな彼の夢は、「パワードスーツを作ること」だった。
全てを自分で作り上げ、自由に飛び回り、戦い、誰かを守りたい。そう願っていた。そして、その夢が叶う日はそう遠くなかったのだ。

「我が軍に入隊しないか?」

全世界で過激化するロボットによる戦争。その中でも、地下深くから海上までに多くの拠点を持ち、世界最強を語る日本軍よりオファーがきたのだ。
彼は16歳という異例の若さながら、入隊後1ヶ月後には兵長、3ヶ月後には准尉まで上り詰め、半年経った今では少佐にまでなった。はっきり言って異常だ。
しかし彼は、上位についても管理者にはならず、自ら制作した武器を手に戦っていた。
オリジナルの迫撃砲から始まり、大型の個人用飛行装置、物体転送装置…そして遂に、夢であったパワードスーツすら完成させたのだ…。













気づけば自分1人で全世界を相手にしても勝てるほどになっていった…。








続く





























































征菜「……っていう感じの、新ジャンルに挑戦しようと思うんだけど」
ナギ「知るかよ」

以上。せーなの暇つぶし妄想でした。

※続きません
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Author:セーナ
妄想日記書いたりオリキャラのイラスト描いたりしてる。




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