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番外編
番外編。
あらすじ
ナギを居ない。
~~番外編とか以前に話数わかんね~~
S「はぁ~・・・・」
seiyaは部屋に1人だった
あとPC
PCの画面上にはナギの写真が壁紙のデスクトップが表示してある
seiyaはナギが居ないという事実を忘れようとしたが
この壁紙でさっそく思い出した
後ろを振り返ってみる
いつもならこんな風に振り返ったら
「どうしたのだ?」と、笑顔で聞いてくれる人が居た
今は居ない
今頃、家探しをしてることだろう
間違っても公園だけはやめてほしい
そんなことより、
「どこに居るか」よりも「ここに居るか」だ
ナギがこの場所に居る
絶対だった、居て当たり前だった
でも、、、今は居ない
今日1日で何回このことを思ったか
いつ帰ってくるか分からないナギの帰りを待つ
永遠に待たなくてはいけないか、
予想外に早くて週末か、
週末はないけど、
とにかく時間がかかりそうだ
S「・・・・ふっ」
悩んでしょうがない、
今は今を楽しむしかない
「ナギが居ない現実」を楽しむ
ふたたびPCを向く
インターネットに繋ぎ、
ニ○動を見る。
S「今日のランキングはいまいちだな~」
いつもなら2人で見るが、
これからは1人で見る生活が続きそうだ。
S「・・・リア充ねぇ~」
ふいに思った
いっそナギが居ない間、リア充になってみる
いやいやいやいや、
そんなことしたらナギたんに怒られる
変な事は考えず、今度はネトゲでもしよ
S「・・・・?」
ネトゲがしようと思ったけど
先に積みゲーを片付けようと思った
ナギが居るとやりにくあったゲームもいまなら出来る
そこで積みゲーの山を一番下から引っこ抜いた拍子に
なんだか見覚えのない指輪が出てきた
S「(指輪?)」
全く、身に覚えが無い。
とりあえず手に取ってみる
どうやら子供用の少し小さな物らしい
いくらぐらいだろう?と、裏側を見ると
S「・・・・『S N』・・・?」
指輪の裏側にそう書いてあった
正確には間に矢印が入っていて「S→N」と書いてある
S「矢印?からってこと?」
SからN?なんだそれ?
S「S・・・S・・・あ、」
俺だ。
S「Sって言うと文字が重なる・・・じゃあNは?」
!?
N・・・・ナギ!?
S「お、俺からナギたん・・・・?」
あ、
思い出した
あれはアホな友人がナギたんをさらった時だった
あいつを倒せたら二人っきりでデートね♪
そう約束した、
そして勝った、
その帰りだ、
デートの時に婚約する、プロポーズだ!
とかって馬鹿な事言って1人でこっそり買ったんだ
S「あの時は大雪でデートは春まで延期になったはず・・・・」
でも、
その春に、
ナギは行ってしまった。
S「はは、もっと早く気づけばよかった」
春になって桜も咲いたから一緒に花見に行って、
散る桜を見ながらナギたんとデート・・・・か、
妄想の中で妄想か、バカみたいだ
S「本当に・・・・バカだよ・・・・」
泣きたくなった
ナギが居ないだけでこんなに悲しいとは、
半分知ってて半分知らなかった
どちらにしろ後の祭り、
ナギがいつ帰るかは分からない・・・
S「・・・・・・・・・・・寝よ」
することも無いので、
ただただ寝るだけの生活が続く
放心状態、無気力、脱力、
さまざま単語が合いそうな状態が続く
ピルルルルル、ピルルルルル、
携帯の着信音だ
無視
ピルルルルル、ぴ、
着信音が止まる
ピルルルルル、ピルルルルル、
またかかってくる
一体なんなんだ
ぴ、
S「はいもしもしロリコンですけど~・・・」
「なんだその元気の無い声は、せっかく私が電話すてやってるのに」
S「!?」
ナギ「ま、そのほうが元気のづけがいが・・・・」
S「ナギたんだよね!?ナギたんなんだよね!?」
ナギ「はあ?私の声を忘れたのか?お前」
間違いない
ナギだ、絶対にナギたんの声だ
S「ていうか!?ナギたんは電話なんかしていていいの!?」
ナギ「いいわけ無いだろ!!こっちは大忙しだ!?」
S「じゃあなんで電話なんて・・・・?」
ナギ「あー、ごほん。お、お前は一体な、何を言っているのだ?えーと、これは~その~」
ナギ「お前が私が居なくて寂しくなってたら嫌だな~って」
S「・・・・」
ナギ「べ、別に私は寂しくないから!その、お前が」
S「いいよもう、おかげ元気でた、じゃーね~」
ナギ「あ!ちょ、お前!?」
ぴ、
忙しいだろうに、
そんな中電話なんかかけてきて・・・
ふふ、
ありがとう